Claude のスキルの使い方と作り方|同じ説明をくり返さないために

コース1 アプリ編 7 / 7・読む時間 約9分・最終確認日

このレッスンの要点

  • スキルは、Claude に「この作業はこうやる」を教えておくフォルダ。関係する依頼のとき、Claude が自分で読み込みます
  • 使うには、「設定 > 機能」で「コード実行とファイル作成」をオンにし、「カスタマイズ」の「Skills」でスキルをオンにします
  • 自分のスキルは、Claude と話しながら作れます。いちばん大事なのは「何をするか・いつ使うか」の説明です

スキルとは

は、Claude に「この作業は、こうやってね」を教えておくための、指示や資料をまとめたフォルダです。一度まとめておけば、どのチャットでも使われます。

依頼を受けると、Claude は使えるスキルの名前と説明をながめて、関係するものだけを読み込みます。毎回ぜんぶを読むわけではないので、スキルをいくつ入れておいても大丈夫です。

1依頼する
「来月の報告スライドを作って」
2Claude がスキルの一覧(名前と説明)を見る
3関係するスキルだけ読み込む
4スキルのやり方どおりに仕上げる
どのスキルを使うかは、Claude が説明を見て決めます。

似た機能とのちがいも押さえておきましょう。の資料は、そのプロジェクトの中でいつも読まれる背景知識です。カスタム指示は、すべての会話にかかります。スキルは、必要な作業のときだけ使われる「やり方」です。

スキルをオンにする

スキルは、Claude がファイルを作ったりコードを動かしたりする機能の上で動きます。なので最初に、その機能をオンにします。

Claude(イラスト)
カスタマイズSkillsコネクタプラグイン
Excel(xlsx) オン
Word(docx) オン
PowerPoint(pptx) オン
PDF オン
1. 「設定 > 機能」で「コード実行とファイル作成」をオン 2. 「カスタマイズ」の「Skills」で1つずつオン・オフ。

はじめから、Excel・Word・PowerPoint・PDF を作るスキルが用意されています。これらは関係する依頼のときに自動で使われるので、呼び出す必要はありません。ほかのスキルは、「カスタマイズ」の「Skills」の一覧から探して追加できます。

チームのプラン(Team・Enterprise)では、組織のオーナーが設定でスキルを使えるようにしていることが前提です。

自分のスキルを作る

自分のスキルは、Claude と話しながら作れます。専門の知識はいりません。作りたいスキルを説明して、見本やテンプレートがあれば添付し、Claude の質問に答えていきます。

答えるときの目安は、「よくできるけれど事情を知らない人が、その説明だけで同じようにできる」くらいの細かさです。形(見出しや並び方)、文章の調子、うまくいった見本を1つ伝えると、仕上がりがそろいます。

Claude(イラスト)
毎週のふりかえりメモを書くスキルを作りたい
見出しはいくつにしますか? 文章の調子は?
3つ。よかったこと・つまずいたこと・来週やること
スキルのファイルができました(保存してオンにする)
説明する → 質問に答える → できたスキルを保存してオン → 新しいチャットで試す。

できたら、新しいチャットでいつもどおりに頼んでみます。Claude の考えている途中の表示に、スキルの名前が出ていれば使われています。うまくいかないところは、そのまま Claude に直してもらえます。

中身は、skill.md というファイルの入ったフォルダです。いちばん上に、名前(name)と、何をするか・いつ使うかの説明(description)を書きます。自分でファイルを書いて zip にまとめ、「カスタマイズ」の「Skills」から、アップロードすることもできます。

安全に使うために

スキルには、Claude への指示だけでなく、動かすためのプログラムが入っていることもあります。新しいアプリを入れるのと同じつもりで扱いましょう。

こうする
・自分で作ったものか、信頼できるところのスキルだけ使う
・人からもらったスキルは、オンにする前に中のファイルを読む
しない
・API キーやパスワードを、スキルに書きこむ
・よく知らないスキルを、中身を見ずにオンにする
とくに、プログラムや「外のサービスにつなぐ」指示が入っていないかを確かめます。
よくある勘違い

「スキルは、毎回名前を呼ばないと使われない」わけではありません

依頼のたびにスキルの名前を書く
Claude は、スキルの説明を見て、関係するものを自分で選びます
説明をはっきり書いておく
使われないときは、オンになっているか、説明が具体的かを見直します。依頼の中でスキルの名前を出してもかまいません

やってみよう

  1. Claude のアプリで「設定 > 機能」を開き、「コード実行とファイル作成」をオンにします
  2. 設定画面の「カスタマイズ」にある「Skills」を開いて、はじめから入っているスキルをながめます
  3. 新しいチャットで下の依頼文を送り、Claude の質問に答えていきます
  4. できたスキルを保存して、オンにします
  5. 新しいチャットで「今週のふりかえりメモを書きたい」と頼み、スキルが使われるか確かめます
会話でスキルを作る依頼文毎週のふりかえりメモを、決まった形で書くスキルを作りたい。見出しは「よかったこと・つまずいたこと・来週やること」の3つで、やさしい日本語で書く。わからないところは質問しながら、一緒に作って

確認問題

Q1. 「カスタマイズ」の「Skills」がグレーになっていて、スキルをオンにできません。考えられる理由は?
Q2. 知り合いから「便利なスキル」のファイルをもらいました。オンにする前に何をする?
今日の練習

普段、Claude に同じ説明を3回以上している作業を1つ書き出してみましょう。それがスキルにする候補です。

この記事の用語

コース1 アプリ編の目次

  1. 1アカウントとプランの選び方
  2. 2チャットの基本と、伝わる頼み方
  3. 3プロジェクトの使い方
  4. 4メモリとカスタム指示の設定
  5. 5ファイルの読み込みと、資料・表・スライドの作成
  6. 6コネクタの接続
  7. 7スキルの使い方と作り方